光触媒とは
光触媒とは、光を照射することにより触媒作用を発揮する物質の総称と定義されています。
通常のプロセスでは困難な化学反応を常温で引き起こしたり、物質エネルギーを増加させる反応を起こすことが可能であり、
身近な光触媒反応としては植物の光合成などが挙げられます。
光触媒の強い酸化分解力と効果持続性を超える浄化物質は未だ地球上に存在しません。
弊社ではこの技術を応用し、新型ウイルスを含む病原菌や有害物質を人体に無害な水と二酸化炭素に分解し不活化を行なっております。
複合型光触媒チタンテックス
近年、海外製の光触媒溶剤を用いて地下や窓のない個室などに施工している現場を散見しますが、安定した効果が発揮されない可能性があります。
弊社では、工場にて高性能光触媒にプラチナナノシルバーや無光触媒を複合させた純国産の世界トップクラス性能の溶剤を使用しており、光が無い環境下でも非常に安定した環境浄化が可能です。
通常のウイルスとは異なり、不活化が困難な新型コロナウイルスも従来通り分解出来ます。
ナノテクノロジーから生まれた光触媒
光触媒は1967年に日本の科学者藤嶋博士が発明し、光触媒技術は日本の国産技術として海外からも注目されていることから、国家プロジェクトに指定されています。※ノーベル化学賞ノミネート技術
酸化分解力のメカニズム
光触媒は、特定の鉱物に光エネルギーを与えることで非常に強い酸化分解力を発生させる現象を応用した環境浄化技術です。医療施設や空港等のウイルス感染対策として利用されています。
また、光触媒は人に有害な有機物を分解します。 例えば、ウイルス、病原菌、カビ、花粉、
悪臭の原因物質、シックハウス症候群を引き起こすホルムアルデヒド、
PM2.5に含まれる窒素酸化物などの有機物を分解します。
光触媒ご導入のメリット
- 消臭スプレーや除菌成分を使用せずに、クリーンルームを構築することができます。
- 光触媒は人に有害な物質を使用しないで作られている為、お子様からお年寄りの方まで安心してご利用頂くことが可能です。
- 薬剤に耐性化した新型ウイルス、新型病原菌を分解することができます。※種類は問いません。
- 半永久的に効果が持続し、浄化力の減少がほとんど有りません。
- 空気清浄機のようなメンテナンスは必要なく、電気代や設置場所も考える必要はありません。
独立行政法人東京都産業技術センターでのカビ抵抗性試験
シャーレの底にチタンテックスを塗布した試験片を置き、試験片に5種類のカビの胞子を塗り、25~28°Cの室温95%の湿度に管理した恒温室に28日間入れカビを培養させます。
カビの胞子が成長し試験片に菌糸が発生した時点で不合格とする。
カビ抵抗性試験結果
JIS Z 2911:2010 カビ抵抗性試験 ※無光条件
28日後、試料(試験片)に接種した部分にカビの発育が認められず。→合格
試験番号/第66号 2葉
試験実施日 / 平成23年7月12日
一般財団法人カケンテストセンターでの性能評価試験
「袋の中の小さな光触媒片が、空間の臭いをどの程度分解するか? 」
10cm角の壁紙の片面にチタンテックスを塗布し試験用のビニール袋(ガスバッグ)で外気を遮断し、
人体に悪影響を及ぼす高濃度の臭い成分(ホルムアルデヒドとアンモニア)を注入します。
蛍光灯500Lux下(微弱可視光線)で1時間、6時間静置後のガス濃度を検知管により測定。
※10cm角の壁紙にチタンテックスを片面塗布したもの、塗布しないものを使用。
性能評価試験結果
ホルムアルデヒド
- チタンテックス未散布片
注入ガス濃度40.0ppm
1時間後36.0ppm
6時間後34.0ppm
- チタンテックス散布片
注入ガス濃度40.0ppm
1時間後4.3ppm(89.25%減少)
6時間後0.7ppm(98.25%減少)
試験番号 / NoOS-16-019134-1
試験実施日 / 平成28年7月1日
アンモニア
- チタンテックス未散布片
注入ガス濃度100.0ppm
1時間後97.0ppm
6時間後94.0ppm
- チタンテックス散布片
注入ガス濃度100.0ppm
1時間後9.0ppm(91%減少)
6時間後6.0ppm(94%減少)
試験番号 / NoOS-16-019134-3
試験実施日 / 平成28年7月1日